2011年11月14日

校長室でコーヒーを飲んだ話

 ちょっと手伝いで、小学校の学芸会の音響セッティングの手伝いをしてきた。
学校の体育館なんて言うところは、サークルでバドミントンをやっていたときに一度入ったくらいで、後は学校なんて全然行くはずも無く、さらに言えばオイラに子供など居るはずも無く。
#いや、居たらそりゃ大騒ぎになるわw

 で、セッティングと言っても設置作業と言うよりも音の出方をテストしてきた訳なのだが、「体育館」であって、体育館にステージがあってもそこは「公会堂」ではないのだ。
と、言うことを考えればわかるのだが、音響なんて考えているはずも無い。
朝礼とかで「おまえらウルセー!」とか先生が怒鳴っているのを、高校時代に放送委員というものになって放送室から眺めていながら「あいつまた起こってるぜ!」なんて笑っていたのを思い出すくらいな話だ。
ちなみに、放送委員になったのは、音響関係に興味があったことと、他の面倒な委員になるくらいなら放送委員になってしまった方が楽なのでさっさと立候補して逃げていたという事情からである。

 横道にそれすぎたが、それだけ音響は良くない。
で、ハウリングおきまくりw
ハウリングをキャンセルする装置でもなかなかうまくいかず、またステージ上での足音を拾ってしまったりと面倒で、持って行ったパソコンで信号を出しながらイコライザーで調整までして安定する音を作ることができた感じだった。


 ま、その小学校の校長先生と言うのが今回手伝った電器屋さんの同級生と言うことらしく、作業を終えてから校長室でコーヒーをごちそうになってきたという訳なのだ。

 小学生の頃、オイラは校長先生と話なんてしただろうか?
いや、校長室なんて入っただろうか?
たまに入った職員室の向こうに校長室へと通じる扉があることはわかっていたが、校長室ってどんなになっているのかさえ知らないで居た。

 で、大人になってみると、校長先生はじめ学校の先生方に挨拶されてみたり、口調も「やっておけよ」ではなく「お願いします」だったり、

 あぁ、オイラって大人なんだなぁ〜〜〜

と実感した次第なのである。

 よくよく考えてみると、オイラは校長室でコーヒーをごちそうになったわけだ。
それを小学生に当てはめてみると・・・
「先生は中休みに職員室でコーヒーとか飲んでるんだぜ!
 俺たちは水道の蛇口から水飲むだけで、コーラとか飲めないのにさっ!」
と大人のズルさがよ〜く理解できたわけだ。

なんて言う出来事があったわけさ。



 でね、やっぱりよくよく考えてみると

 オイラもズルい大人

になっちまった訳で、そりゃなんとなく悲しい気分になってみたりするわけなのさ。

 だけど、その後行った行きつけの中華屋で、店の子供たちとすごくくだらない話をして
「あ、宇宙人が来た!」
「宇宙より遠いところって3億兆年掛かるんだよ!」
なんて言う会話をしていると、そのいやな気持ちが少し和んだ。

 オイラは、あのとき思ったずる賢い大人にはなりたくないんだなって、言うこともわかったし、そのずる賢い大人にならないようにしたいとも思った。
そして、ずる賢い大人になってないかもしれないのかな?なんて思ったりもした。

 ど〜やったって、大人になるってことは、それだけずるいことや汚いことをやらなければならなかったり、やってしまったりとなるのは仕方が無いのかもしれない。

 だけど、だけどさ、その子供の時に思ったズルい大人や汚い大人になりたくないじゃん!

やっぱ、オイラは、金はそこそこ生活できる金でいい、名誉はいらない。
ただ、その子供の頃に抱いていたピュアな気持ちをどこかで忘れたくないし、汚されたくないんだなぁって、ホント心から思った。

 あの頃、大人たちに言われていた
「みんな仲良くしなさい」
「友達を大切にしなさい」
「人の話をちゃんと聞きなさい」
「ご飯は残さず、好き嫌い無く食べなさい」
「我慢しなさい」
そんな言葉の数々を、子供に言うくらいなら、まずは自分がやらなくちゃいけないと思う。

 そんなことを、この国の大人たちはできているのだろうか?
今朝見たニュースで、今朝読んだ新聞で、大人たちのズルい・汚いやり方で報道された話がたくさんあるし、そんなことが毎日のようにある。
オイラたち大人は、いったい何をやっているんだろう?
そして、この国はどこへ向かっているんだろう?
「将来の子供たちのために」
そんなうわべだけの言葉に耳をふさぎたくなる毎日に、オイラはどうやって本当に笑顔で、子供たちのために、いや、オイラたちみんなのために何ができて何をすれば良いんだろうか?と考えてしまうのだ。

 もしも、オイラが子供たちに会って話をする機会があるとするならば、オイラは何を語ることができるのだろう?


 な〜んて、ちょっと真面目になりすぎちゃったかな?
posted by なか at 23:06 | つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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